世界一詳しいAimer“Walpurgisnacht”岡山(倉敷)公演感想

 これはAimerをいまだにアイマー??って読んでしまうような人間が岡山(倉敷)に鬼滅の歌手がくるからって行ったことの記録です。もちろん曲は鬼滅とFateしか知りませんが一般チケットがあるなら行きます。せっかくの岡山、空き席はない少ないほうがいい。というわけで倉敷美観地区へ行きます。着きました。町には興味がないので一目散に会場を目指します。二階席のまあまあいい場所でうれしい気持ちになったのでコーラを一気飲みしてライブに臨みます。
 当然一曲目から知らない曲が流れて耳が慣れてないのか場所が悪いのかいささかボーカルが聞き取りづらいなって思いましたが松明たくさんあったりライト眩しかったり舞台装置なかなかよろしおすなあってな感じでMCききます。ライブに対する意気込みってやつを聞かせてもらいました。アルバムツアーなので基本的にはアルバムからセットリストを組んで、今あなたに伝えたい曲をプラスでチョイスしてセットリストを作りあげておりますと、そういうのうれしいですね。ライブに来た観客のことを複数形で括らずに「あなた」と表現するのは意識してるのかはわかりませんがいいと思います。ツアータイトルの説明も、ワルプルギスナハトはドイツ語でワルプルギスの夜という意味で冬から春にかけて行われる祝祭とのことでまた一つ賢くなりました。オタクはまどマギしか見てないので厄災のことだと思っているので。ゆるやかに続きます。
 五曲目ぐらいでいままで座ってみていたはずの観客たちが立ち上がったの笑いました。スタンディングオベーション早くないですか。クラシックをききに来たわけじゃないぞと観客からの力を感じました。ソロでのライブは途中着替えたり休憩するときに幕間で茶番映像を流したりする姿をたくさん見てきたのでAimerはどうかなって思ってたんですがバンドセッションでした。そりゃそう。ゲーム音楽っぽいセッションだったのでプログレッシブロックです。間違いありません。休憩明け残響散歌。会場にいる人の六割がこの歌を聴きに来てたと思います。鬼滅のマスクをしている子どもがいたので間違いないです。今日一の盛り上がりをみせる。後ろの演出で鬼滅のアニメが流れていればもっと良かったと思います!ここから盛り上がる曲を披露していくので陰鬱な曲ばかりあると思っていたのがいい感じに裏切られました。ライブ映えですね。最終的に客にジャンプを促す素振りまでありました。やりますね。後半最高の映画ヘブンズフィールの春はゆく。そう、ここが俺のワルプルギスナハト・・・あらためて聴いても哀しいほど間桐桜の曲ですね。涙が出ます。楽曲としてはI beg youのがいい気持ちになれますが今回披露するべきのは間違いなくこちらでした。音楽で気持ちよくなるためにライブに来てるのでもうこの時点で満足してますがもう少し続きます。
 なんやかんやアンコールがありメンバー紹介とグッズ紹介。グッズ紹介はタオルしか宣伝なかったんですが、これはいいものですね~、とてもいいものです。今治タオルですからね~いいものですね~。これを繰り返すだけなのは面白かったです。とてもいいものだということが伝わりました。ツイッターはツアーでいったところのグルメを発信してるうんぬんかんぬんで岡山でデミカツ丼を昼に食べておいしかったと。夜はえび飯を食べるのが楽しみ~って言ってたんですが岡山人の八割はえび飯のことが嫌いだと思ってるのでお口に合いますでしょうか・・・な気持ちになりました。今ツイッターを確認したところ全くえび飯に触れていないので食べなかったかめちゃまずかったんだと思います。あと岡山でライブするのが三回目って言って客に四回って訂正されてるのも最高でした。結構来てますね名誉岡山人与えます。
 というわけでワルプルギスナハト岡山(倉敷)公演でした。演出でいうと背景の映像がとてもよかったです。ウィンドウズのスクリーンセーバーみたいな映像しか出せない人たちは反省してほしい。舞台照明も二階席に直で当たって眩しい時があったこと以外は完璧でしたし、噴出花火みたいな演出も好きちゃんなので言うことがないです。もちろんアニサマにはいるんでしょうね。アニメといえば鬼滅ですからね。はいいません。怠慢!いますぐアニサマプロデューサーは腹を切りなさい。
 鬼滅とFateしか知らない人間でも楽しむことができるのでみんなも気軽にいって二時間気持ちよくなりましょう。おわり